will,can,must から学ぶ
こんにちは。
今日は甲信越地方に来ているのですが、新幹線から降りるとものすごく涼しくで地域の差をまさしく肌で感じている管理人です。
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やりたいこと?やるべきこと?できること?
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Youtuberがメジャーになってきた時の謳い文句「やりたいことで生きる」みたいな言葉。
やりたいことをやって稼げて生活できる、なんてそらもう天国のようですよね。
教育業界でワークショップを行うと、大人にも生徒にもよくこんな言葉が投げかけられます。
・あなたのやりたいことは?
・5年後、10年後、あなたはなにをしていたい?
・やらされることではなく、自分のやりたいことを見つけよう!
やりたいことがある人には気づきや学びを得るための超絶効果的な言葉だと思うんですが、教育業界全般がこの「やりたいことウイルス」に感染しすぎることできっとしんどい人もいるのではないでしょうか?
かくいう私がそうなんです。
私はよく言われる「will(want)」「must」「can」の中で「will(want)」の量が最初は圧倒的に少ないです。
やりたいことは?と言われて、具体的に答えることに詰まってしまいます。(抽象的にすると言えます)
私は社会的な「must」と自分の中の「can」の重なる部分をひたすらやり続けることを通じて「will」を見つけ出すことが多いです。
新入社員の時でも、とにかく会社の「must」を言われるがままに一生懸命頑張っていたら、いつの間にか「can」が増えていって、「can」が増えることで仕事が楽しくなって、その中から自分の「will」を見つけられるような感覚です。
なので、私は生徒から
「あの〜、私やりたいこと見つからないんです。焦っちゃいます」
と言われたら、
「今の時点でやりたいことがある人もいるし、見つかっていない人もいるから大丈夫。けど、時間は誰にでも有限でこの瞬間も消費されていく。もし焦っているなら「can」の引き出しを増やしておくと、いつかやりたいことを見つける武器になるから、色々チャレンジしてみよう。「can」が3つの人は1つの人より、やりたいことと出会える可能性が高くなるから」
というように伝えています。
つまり、
「やりたいことをやろう」という世の中の風潮に自己嫌悪になることない。「やりたいこと」が今なかったら、そのまま過ごしてもいいし、もし焦ってるなら「できること」をひとつでも増やしていこうぜ!
ってことです。
みんなちがってみんないい。
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