違和感から学ぶ

おはようございます。

早朝に行われたAppleの発表会をリアルタイムで見て、iPhone11よりもプレゼンの方に興味津々だった管理人です。

Apple好きな人はこちらのyoutubeおすすめです↓

Appleが大好きなんだよ


ビジュアルで右脳を刺激され、且つ数字で左脳を刺激される、そんなシンプルで力強いプレゼンって素敵ですね。


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違和感を大切にする

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人には様々な考え方、感じ方、そして価値観があります。

今日のiPhone11も、「トリプルレンズなんてかっこ悪い!」と感じる人もいれば「背面なんて普段見ないから気にならないでしょ」と感じる人もいました。

「多様性」というパワーワードが飛び交ってる昨今、「さて、自分にはどんな考え方、感じ方、価値観の軸があるだうか?」と考えることはありませんか。


就活や転職の時に「自己分析」をしたものの、あまり意識しないことが多いのではないでしょうか。しかし、自分の選択軸がなければどれだけ選択肢を用意されても納得して選ぶことが出来ず、モヤモヤしたまま人生を歩むことになりそうです。(もちろんそういう生き方=多様性を理解しつつのことです)

では、自分を理解するためにはどうしたらいいんでしょうか。

私は今「キャリア教育」というものについて実践を通して学びを深めています。
(キャリア教育と職業教育は分けて考えています)

キャリア教育の定義は「キャリア教育とは、一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア発達を促す教育」とされています。(文部科学省)

その実現のためには多様な価値観と出会い、自分なりのキャリアを考える必要がありますが、中山間地域の学校の中だけでは多様な生き方を知るのに限界があると感じています。

将来の夢を聞いたところ、身の回りにある職業を語る高校生がたくさんいるということを実体験しているからかもしれません。


そんな中、ある地域で多くの大人との交流の場=開かれた学び舎をつくり、対話を通じて様々な生き方・働き方の追体験を高校生に提供したところ、ある生徒さんがある大人をロールモデルとし、自分の未来像を描けたことから進路が決まり、今の時間(授業など学校生活全般)に意味を持たせて充実した日々を送れるようになりました。

これは共感というポジティブな感情が接点として生まれたパターンですが、逆もあると思います。むしろ、逆のパターンの方が自分の価値観を見つけやすいかもしれません。

逆のパターン、それは「違和感を見つける」ということです。

「なんか、あの人の言ってること、自分にとってはしっくりこないなぁ」

「あの考え方は違うと思う」

「それに対して、私はこう思う」

そんな感情=違和感が見つかったら、それはそれで自分が大切にしていることではないでしょうか。


以前、大阪の高校生たちと「多様な大人の生き方疑似体験」という学びの場を運営したところ、私の生き方キーワードに共感する人もいれば、そうでない人もいました。その後の対話から、違和感を感じた人にとって私のキーワードの逆が大切な価値観だということがわかり、それはそれで価値があったんだと実感しました。

キャリア教育=自分の考え方、感じ方、価値観を知るためのひとつの要素として「共感」だけでなく、「違和感」というものを大切にしてもいいのではないか。

そんな学びがあった実践でした。


自分らしい生き方とは?

自分が大切にしたい価値観とは?

そんなことを考えている人にはこんなイベントもありますよ↓

生き方見本市

共学共創の学び場

〜共に学び、共に創る〜 ここは全国で奮闘する地域 × 教育魅力化コーディネーターたちが集まる場所です。 この学び場を通じて集まった同志が共に学び、新しい価値を共に創る。 それが現場に、チームに、そして現場に変化を生み出していく。 悩みや孤独に苛まれた時でも、仲間の奮闘に勇気を貰い、明日からまた頑張れる。 そんなつながりが生まれる場所に育てていければ嬉しいです。