高校生から学ぶ
おはようございます。
ある中山間地域の高校生から進路の相談を受けた際に「このまま社会に出たら飢えてのたれ死んでしまうかもしれません」と思った以上に真剣に言われて戸惑っている管理人です。
よくよく聞くと、高校生の中で社会に出た際の最大の「不安」を象徴するイメージが「飢え」とのことでした。しかも、いつどこかのメディアで見たイメージをそのまま現実へ投影している感じ。
そこから色々お話しましたが、やっぱ対話してみないと一人一人の考えてることや思考回路は見えてこないなぁと思いました。「事件は現場で起こってんだ!」です。
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共感の接点を探そう
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昨日は高校生の皆さんと一緒に学びの場に参加しました。
テーマは「地元の未来のためにできること」です。
私は当日のサポート役だったので生徒の皆さんと対話することが多く、色んな気づきがありました。その時間から得た学びをシェアします。
対象者たちが、そのテーマに対して「愛」や「興味」「関心」があるか?
今回、地元の未来のためにというテーマだったんですが、そもそも高校生たちにとって地元に「愛」が無かったり、地元の未来に「関心」がなかったりという状況だったので、ジブンゴトになりにくく議論が活発化しませんでした。
もしこのテーマの主語が「地元」ではなく、「好きな人」や「自分の未来」であれば、愛や興味関心が生まれジブンゴトになりやすかったのかもしれません。
例えば、私は九州出身なので九州の未来には興味や関心など「共感の接点」が生まれますが、全く行ったことのない県の○○町の未来のために何ができる!?と言われても情報も持ってないし、誰かの顔が思い浮かぶかと言われるとそうではないので、ジブンゴト感は低くなります。
つまり、テーマ設定が大切ってこと。
そして、そのテーマ設定をする際は相手が愛や興味関心ごとがある対象物を「主語」にするというテクニックを使うと議論に熱が入るのではないだろうか。
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