PV撮影から学ぶ

おはようございます。

最近結構お酒飲んでるんですがそんな酔っ払っていないことを考えると、あの久々にベロベロになったハイボールの濃いめは相当な威力があると改めて痛感している管理人です。


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カタチにしないとわからない

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みなさんの地域で何かを始める時、どうやってスタートをきりますか?

会議をする?

視察に行く?

情報収集をする?


私はまず現場の様子や自分の知見を元に仮説を立てて、とにかく動いて何かカタチをつくります。

例えば、以前生徒のみんなと作った高校のプロモーションビデオ。

あれは、地域と高校の絡みがないという困りごとがあって、色々調査したところ「県立と町の壁がある」という原因を把握し、政治の話になるからこれを意識してしまうのでは?と仮説立てました。


理想の状態は、町に住んでいる子供たちが通う高校だからこそ、県立も町も関係なく一体となるということでした。


対策として「政治色が出ない取り組みで絡む言い訳をつくる」を置き、高校生にとっては楽しいこと(後に地域を知ることへ進展)地域にとっては地域の魅力発信というメリットを出せるPVという手段を考えました。


しかし、地域がそんな簡単に壁を取っ払ってくれるとは思わなかったので「協力せざるを得ない状況」を作ろうと考えました。

つまり、先に高校生たちと楽しく撮影し8割ぐらいまで作り上げてから交渉に行くことで、カタチとして観れるので相手にとってメリットがイメージしやすく、且つ自分たちが協力しないとここまでやったことが無駄になるのは申し訳ないという心情を持ってもらう、という作戦です。

(コンコルドの定理てやつの応用って感じでしょうか)


カタチにしないと協力したくてもイメージできないものに対して人は不安を感じる。

逆にカタチにするとイメージできるので今後の動きに具体性が増す。


情報収集は大切だけど、それに集中し過ぎると実践まで結びつきにくい。なぜなら、どこまで情報収集したらいいかがわからないから。


だったらある程度情報収集して、自分の知見で当たりをつけて、とにかく手を動かしてカタチにしていった方が、周りを巻き込みやすいし修正、改善もやりやすくなる。


地方に来て勉強になったトップ5のひとつの学びです。


共学共創の学び場

〜共に学び、共に創る〜 ここは全国で奮闘する地域 × 教育魅力化コーディネーターたちが集まる場所です。 この学び場を通じて集まった同志が共に学び、新しい価値を共に創る。 それが現場に、チームに、そして現場に変化を生み出していく。 悩みや孤独に苛まれた時でも、仲間の奮闘に勇気を貰い、明日からまた頑張れる。 そんなつながりが生まれる場所に育てていければ嬉しいです。